
「分かるよ理論」はコミュニケーションの基本

『LOVE理論』ではスパルタ恋愛体育教師の水野愛也先生が様々な理論で我々恋愛弱者を鍛え直してくれます。
その理論のなかでも恋愛だけでなく全てのコミュニケーションの基本となる「分かるよ理論」について紹介します。
「分かるよ理論」とは

「分かるよ理論」とは第5講で登場するお持ち帰り3大理論のひとつです。
サブタイトルは「終電で女を帰らせない技術」となっているので、かなり具体的な願望に特化した理論ですね。
ところが実際はこの理論かなり優秀で、やはり我らが超スパルタ恋愛体育教師”水野愛也”として執筆していても『夢をかなえるゾウ』の著者である”水野敬也”として人生全体に影響を与える気づきがある内容になってしまうのでしょう。
「分かるよ理論」は相手から何を言われても必ず一旦「分かるよ」と返事してまずは相手に共感します。
そして一旦共感した後にこちらの要望を伝えるのです。
この理論はお持ち帰り3大理論の一つですからシチュエーションとしてはデート後の女性にまだ帰らないよう説得する場面が想定されています。
例えばデート後にもう帰ろうとする女性を引きとめた時に「明日も早いので」と言われたらすかさず「分かるよ」と返事して相手の気持ちに共感します。
共感したうえで「分かる、仕事熱心な君なら明日への準備もおこたらないよね、でもうちの方がここからも近くて君の会社にも近いから明日への準備にはその方が良いよ」などとこちらの要望と相手のメリットを合わせた提案を行うことで相手の女性を持ち帰れる確率がぐっと上がると愛也先生は言っています。
「分かるよ理論」のすごさとは

「分かるよ理論」の使い方は理解できたと思いますが、この最初に共感するコミュニケーション方法は多くのビジネス本でも取り上げられている方法です。
有名なコミュニケーション方法で「イエスバット法」がありますが、これも入り口は同じで必ず最初は「イエス」と答えて共感し状況を良くしてからこちらの要望を受け入れてもらう方法です。
しかし「イエス」の次に”バット”ということで正反対の要望を伝えることになりどうしても相手には反論されたという印象が残ります。
ところが愛也先生の「分かるよ理論」は「イエスバット法」の弱点である「バット」の部分を見事に克服しているのです。
「分かるよ理論」を習得する方法

「分かるよ理論」が自然にできるようになるとコミュニケーションで無敵になれると言っても過言ではありません。
ただこの理論で「分かるよ」の後に続く言葉を繰り出すのが恋愛弱者である我々にとっては難しいです。
そこでまずは必ず「分かるよ」と返事することだけを意識しましょう。
これだけでもかなりコミュニケーション能力が上がります。
そして「分かるよ」と返事することが自然にできるようになったら次はその後に続く言葉ですが、これはケースバイケースで考える必要があるため更に難しいです。
ただここにも基本的な考え方は存在します。
それは常に「ポジティブ」な内容で返すことです。
分かるよ+ポジティブでかなりのコミュニケーション強者になれるでしょう。
この技術に磨きをかけてコミュニケーションで無敵になればお持ち帰りも苦も無くできるでしょう。
そしてコミュニケーションが無敵になれば日常生活でも仕事や友人関係でも何も問題がなくなり最高の人生が送れます。
まとめ

今回はLOVE理論のなかでも汎用性の高い理論である「分かるよ理論」を紹介しました。
さすが我らが愛也先生は女性を持ち帰る方法という欲望にまみれた理論を紹介しながら実は人生で欠かすことのできないスキル「コミュニケーション」を無敵にするというとんでもない離れ業をやってのけています。
このことからも『LOVE理論』はただの恋愛マニュアル本とは一線を画す存在である証になっていますね。
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