
人間が変われるのは立って何かをした時だけ

本書にはガネーシャ名言集と題して巻末にガネーシャの有難いお言葉がまとめられています。
しかしその名言集には載っていない隠れた名言があります。
それが「人間が変われるのは立って何かをした時だけ」です。
この名言はガネーシャが何気なく語っているのですが私は本書の隠れた最大の名言だと思います。
『夢をかなえるゾウ』ではガネーシャからたくさんの課題が出されます。
そして主人公の”ぼく”は最初はよくわからないまま課題を実践していきます。
やがて自分の成長を少しずつ感じ取っている”ぼく”へガネーシャが戒めのように伝えました。
それが「人間が変われるのは立って何かをした時だけ」という言葉です。
新たな知識を得たときに人はそれだけで成長したと思ってしまいがちですが、知っただけでは何も変わってないのです。
人は何かに期待する

今日から成長するための行動をするぞと意気込んでビジネス書を買ってきたとします。
そうすると最初は期待感に興奮していて真面目に勉強できると思います。
それはビジネス書から得る新しい知識に期待しているからです。
でも本当に成長するためにはビジネス書で得た新しい知識を持って立ち上がり行動して実践することが不可欠です。
しかも繰り返し何度も実践することでようやく自分の体に染みついて少しずつ成長できるのです。
繰り返し行動すること

期待してしまう罠に陥らないためにはとにかく”繰り返し行動すること”です。
極端にいえばその行動で成果が上がらなくても良いのです。
行動によって得られる成果ではなく行動することそれ自体が成長の糧となるからです。
人はいつでも変われる

今まで書いてきた内容と逆行していると思われたかもしれませんがそうではありません。
人が変われるのは立って何かをした時だけですが、立って何かをするのは今からすぐできます。
なぜならそれは自分で決められることだからです。
つまり自分でこれからは行動すると決めて実際に行動すれば良いのです。
難しく考える必要はありません、ただ行動すれば良いのです。
それで人はいつでも成長して変われるのです。
まとめ

今回はガネーシャの隠れた名言「人間が変われるのは立って何かをした時だけ」をご紹介しました。
どんな内容でもまず行動することが大事です。
どんどんガネーシャの課題を実行して成長して夢をかなえていきましょう。
夢をかなえるゾウのまとめ記事はこちら
【夢をかなえるゾウ あらすじ解説】成功の鍵はすぐ実行すること
ガネーシャ名言集はこちらの記事へ
『夢をかなえるゾウ』 ガネーシャ名言集