
ガネーシャが育てた偉人たち

夢をかなえるゾウは成功したいと願う人にどうすれば良いのかガネーシャが導いてくれる本です。
そこで頻繁に出てくるのが過去の偉人たちのエピソードです。
偉人と呼ばれる人たちはみんなスゴイことを成し遂げた人ばかりで、彼らのエピソードからは自分たちにはとうていマネできないと思ってしまうことも多いです。
でもたとえマネできなくても考え方を知る事で自分の行動にもできる範囲で変化を取り入れられることが出てきます。
いつも自分のことを神の中の神と言っているガネーシャですが、過去の偉人たちもほとんど自分が教えたと言っています。
なかでもお気に入りなのは”幸ちゃん”と”宗ちゃん”です。
”幸ちゃん”とは松下電器の創業者である松下幸之助さんです。
”宗ちゃん”はホンダ自動車工業の創業者である本田宗一郎さんです。
この2人のエピソードはシリーズ全編で登場します。
他にも作中では数々の偉人たちのエピソードが紹介されています。
今回はガネーシャが育てた(?)偉人たちを3人ご紹介します。
松下幸之助

まずはガネーシャのお気に入り”幸ちゃん”こと松下幸之助です。
松下電器(現パナソニック)を一代で築き上げた経営者で「経営の神様」と呼ばれています。
口癖は「ところで、お客さんは喜びますか?」なので、常にお客様のことを第一に考えていたのでしょう。
『世の中から貧困を無くす』という壮大な目標も持ち、生活家電を庶民にも広めたことにより実際にやり遂げました。
本田宗一郎

続いてもガネーシャのお気に入り”宗ちゃん”こと本田宗一郎です。
本田技研工業の創業者でスーパーカブなどを開発し2輪車で世界のトップメーカーになりました。
その後、自動車業界にも進出し世界的メーカーになりました。
独創性を重んじて物マネを何よりも嫌いました。
あとこんな言葉が残っています。
「木登りが得意なサルが、心の緩みで木から落ちてはならない。それは慢心や油断から生じることだからだ。しかし、サルが新しい木登り技術を得るために、ある『試み』をして落ちたのなら、これは尊い経験として奨励に値する」
常にお客様目線で考え仕事には厳しい人でした。
ヘンリー・フォード

続いてはアメリカの自動車王ヘンリー・フォードです。
16歳で機械工になり、40歳のときにフォード・モーター・カンパニーを設立しました。
そこで生産されたT型フォードは全世界で1500万台を売り上げ、絶頂期のフォード社はアメリカ市場の51パーセントを占有しました。
ガネーシャはフォードの凄さについて、人が何を欲しがっているか本人よりも分かっていたことだと主人公に教えています。
まとめ

偉人たちはやはりスゴイことをしていますが、一つ一つの行動は頑張れば自分にもできることがあります。
夢をかなえるという目的のためには面倒くさがらずに地道に行動することが大事です。
そうすれば必ず夢をかなえられる人間に成長できます。
これからみなさんもガネーシャの教えに従って偉人たちを参考にして成長していきましょう。
夢をかなえるゾウのまとめ記事はこちら
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