
ガネーシャ名言集

大ヒットベストセラー本の『夢をかなえるゾウ』ですが、本書では神の中の神であるガネーシャ様が迷える主人公に課題を与え成長させていく物語になっています。
課題を与えるときにはたいてい過去の偉人たちのエピソードを紹介して、課題の重要性や意味合いを教えてくれるのですが、その時に名言といえるものが多数ありますので今回は3つご紹介します。
決めたことを続けるための環境を作る

「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な何かをな」※『夢をかなえるゾウ』から原文のまま引用
人は思い立ったときはやる気満々でモチベーションも高いため本を読んだり勉強したりと行動できます。
ですが3日坊主とまではいかなくても1か月も経たないうちにやり始めたことをしなくなったという経験は誰にでもあることでしょう。
ガネーシャはそれは当たり前のことでその人の意志が弱いのではなく人間とはそういうものだと言っています。
そこで本気で変わるためには『具体的な何かを変えないとあかん』と言っています。
例えば会社から帰っていつもはダラダラとテレビを見ていたとします。
一念発起してテレビを見るのをやめて本を読むと決めたとしても意識を変えるだけではダメで、具体的な行動としてテレビにカバーをかけてリモコンで電源を入れるだけでは見れないようにするとか、もっと極端な行動であればテレビを捨ててしまうような具体的な行動をしないと人は決めたことを続けられないのです。
いきなりテレビを捨てるのは極端ですがコンセントを抜いておくとか、できる範囲で良いので具体的な行動をすべきなのです。
誰か一人のいいところを見つけてホメる

「成功したいんやったら絶対誰かの助けをもらわんと無理やねん。そのことを分かってたら、人のええところを見つけてホメるなんちゅうのは、もう、なんや、大事とかそういうレベルを通りこして、呼吸や。呼吸レベルでやれや!二酸化炭素吐くのと同じぐらいナチュラルにホメ言葉言えや!」
※『夢をかなえるゾウ』から原文のまま引用
人は誰しも大小の違いはあれど承認されたいという気持ちを持っています。
コミュニケーションの基本としてまず相手をホメることはガネーシャも言っていますが非常に重要です。
この課題を実践した主人公の感想ですが「いざ人をホメようとすると難しい」と言っています。
なぜならホメるためにはその人をよく観察して具体的にホメないと単なるおべっかになるからです。
いかなる時でも観察することを意識して呼吸するレベルで誰かをホメられるようになりましょう。
お参りにいく

「ええか?成功したいて心から思とるやつはな、何でもやってみんねん。少しでも可能性のあることやったら何でも実行してみんねん。つまりやな、『バカバカしい』とか『意味がない』とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないっちゅうことやねん」
※『夢をかなえるゾウ』から原文のまま引用
一流のアスリートでもここ一番の勝負時には神頼みをしたり、信仰心を持っていることが多いです。
お参りは一見すると非科学的で意味のない行動のように思えるかもしれませんが、可能性がわずかしかないと思えることでも行動する人はお参りだろうが何であろうが実行するのです。
逆にお参りやそれ以外のことでも何か理由をつけて行動しない人は、「しない」という選択をして成功しなくても良いという行動を選択していることになるのです。
ちなみに本書ではガネーシャがお参りの裏技を教えてくれているのでぜひ本書を読んでください。
私はこの裏技を知ってからはお参りのたびに実行しています。
まとめ

ガネーシャの名言をまとめてみましたが本書では他にもたくさんの名言があります。
どれも人生の役に立つものばかりですので、ぜひ本書を読んでガネーシャから直接教えてもらってください。
『夢をかなえるゾウ』のメイン記事はこちら
【夢をかなえるゾウ あらすじ解説】成功の鍵はすぐ実行すること
ガネーシャの隠れた名言はこちらの記事へ
『夢をかなえるゾウ』ガネーシャの隠れた名言「人間が変われるのは立って何かをした時だけ」