【死を考えると生きる力になる】『夢をかなえるゾウ4』 ガネーシャと死神

夢をかなるゾウ4 ガネーシャと死神

大人気シリーズ『夢をかなえるゾウ』の『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』を紹介します。
今回は人生で最も大きいテーマと言っても過言ではない『死」について
クローズアップされた作品となっています。
人間はいつか必ず『死』が訪れます。
にも関わらず普段はつい遠ざけてしまっているテーマですが、
『死』について考えることは生きていくのに
とても大切なことだと気づかせてくれる作品です。
人生を充実させたい人には必読の書です。

著者:水野敬也
発行日:2020年7月9日
発行元:飛鳥新社
ページ数:412

ナレーター:大川透、いとうさとる、渕上舞、高井舞香、浅科准平、高槻陽一、佐東充、瀬戸歩、藤原聖侑

あらすじ

主人公は普通の会社員で妻と娘の3人家族です。
決して裕福ではありませんが可愛い娘と明るく優しい妻と家族3人で仲良く幸せに暮らしていました。
ある日、健康診断で念のために再検査となっていた結果を聞くために病院へ向かいます。
そこで医師からなんと余命3ヶ月と宣告されてしまいます。
日常生活で特に健康面で気になる事もなく絶対問題ないと思っていた主人公は激しく動揺し、吐き気を覚えトイレに駆け込みます。
そこにガネーシャと釈迦が現れ彼ららしくひと悶着の末、主人公はガネーシャの教えを受けることになります。
さて今回の物語ではどんな課題や気づきがあるのでしょうか?

死について考えるきっかけになる

今回のテーマとなっている『死』は非常に重いテーマです。
普段からリアルに自分の死を想像し準備している人はとても少ないと思います。
しかし現実には交通事故や地震・津波などの自然災害やいろいろな可能性がありますので『死』について考えることはとても大切だと気づかせてくれる素晴らしい本です。

今作のガネーシャの課題

今作のガネーシャの課題について特に印象に残った課題を3つご紹介します。

人に会ってわだかまりをとく

死の寸前で多くの人が後悔するのがこの課題にまつわることです。
自分にも思い当たる人がいて、些細なことで疎遠になってしまった人がいるのですが確かに後悔するかもしれないと思いました。

限界を感じたとき、もうひと踏ん張りする

これは人生で何度か感じたことのある内容で、自分で限界だと思っても逃げられない状況にいて
続けていたときに確かな成長を感じたことがありました。
滅多にない経験だったので忘れてしまっていたのですが、限界を感じてももうひと踏ん張りは人生でとても大切な教えです。

身近な人に感謝の言葉を伝える

これは出来ていないと痛感した課題でした。
そして出来ないままだと死の寸前で大きく後悔するだろうとリアルに想像できたので、読んですぐ課題に取り組みました。

まとめ

今作も夢ゾウシリーズの魅力である笑いあり涙あり
そして人生の気づきが得られる最高の本になっています。

特に今回は『死』を取り扱っていて重くなりそうなところですが、そこはいつものガネーシャ節で明るく健康的に向き合えるようになっています。
また私もそうですが会社員の方は多くの人が主人公と似たような状況に陥ることは決してあり得ない話ではなく、物語をリアルに共感できるのも魅力だと思います。
私はとあるシーンで実際に泣いてしまいました。
心が動くとインプット効率も非常によくなりますのでその点もオススメです。
私の感想は『死』について考えることで今を大事にして充実した人生を過ごそうという意識を鮮明に持つことができるようになりました。
夢ゾウシリーズは読み易く普段本を読むのが苦手という人にもオススメなのですが、もう一つオススメな方法がオーディオブックです。
私はシリーズ全作をオーディオブックで聴きました。
耳で聴くとより作品の世界を共感しやすいです。
とにかく『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』面白くて人生の気づきも得られるので是非読む(もしくは聴く)を実践してください。

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