【書く技術・伝える技術】で基礎が100%身に付きます!

【書く技術・伝える技術】社会人になったら必須のスキルを勉強しよう

会社員でもフリーランスでも何をするにしても文章を書く力は必要です。
なかでもビジネス文を書く力は社会人に必須のスキルになります。
たとえばメールを送るだけでもそれが友人ではなく仕事関係の相手であればビジネス文書になります。
このビジネスライティング力を勉強するのにおすすめの本が『書く技術・伝える技術』です。
この本の特徴はビジネスライティングに特化していて、論理的に書く方法でこの本自体が書かれているのでノウハウ書でありながらそのまま参考書にもなります。

「楽しむための文章」と「ビジネスのための文章」

文章には小説のような「楽しむための文章」と「ビジネスのための文章」の2種類存在します。
この文章の違いは読み手の姿勢が大きく異なります。
「楽しむための文章」は読み手が内容を楽しむために進んで読みますが、「ビジネスのための文章」は読み手が情報を得るために仕方なく読みます。
そのため「ビジネスのための文章」ではできるだけ読み手に負担をかけないように配慮して書く必要があります。

ビジネスのための文章に必要なこと

ビジネスのための文章に必要なことは読み手に負担をかけないことです。
具体的には次の3つが出来ていれば読み手に負担がかかりません。

・読み手になるべく文章を読ませずに、それでいて必要な情報を伝達できる
・内容を一読で理解してもらえる
・重要な情報を記憶に残せる

この本を読んで勉強すれば読み手に負担をかけない文章を書く力が身につきます。


文章の冒頭には重要な情報をまとめて書く

具体的な技術を一つ紹介します。
文章の冒頭では、その文章で伝えたい重要な情報(結果や結論)をまとめた要約を書きます。
全体の要約を「総論」といいます。
その後に総論で述べたことを、その順番で個別に詳細説明をしていきます。
この詳細説明を「各論」といいます。
文章は総論から各論という順番に書きます。
各論を書いた後、最後に結論で大事な情報をまとめます。

なぜビジネスライティングを改めて学ばないといけないのか

日本の学校教育では論理的に文章を書くということは教えてくれません。
しかし欧米では学校教育に組み込まれていて1年かけて学んでいるそうです。
その点において日本のビジネスパーソンは遅れていて、
書き方を知らないまま実務にあっている人の割合が多いようです。
特に優れている点は本自体が「書く技術・伝える技術」で学ぶ書き方で構成されているため、どこのページを見ても参考書になるというところです。

実際に購入してみて学んだ感想

私自身も「書く技術・伝える技術」を購入して勉強してみたのですが、ビジネスライティングに求められる定義や書き方など非常に分かり易いです。
また特徴的なのが本書自体が全て書き方のノウハウに則って書かれており、書き方に困った時に本を開けば何が足りないのかや何が間違っているか理解できるようになっていました。
具体的な演習も付いているので実践的な勉強もできるようになっています。
書く技術はセンスではなくトレーニングで誰でも向上させることができるということが実感できます。

ビジネスライティングを学ぶことの意味

全ての仕事は文章で出来ています。
社内の誰かに仕事を依頼したりルールを周知したり、取引先と情報伝達するにも文章が必要です。
文章を書くスキルが低いとそれだけ仕事の効率も下がってしまいます。
逆に文章を書くスキルが上がれば仕事の効率もぐんと上がります。
若手やベテランなどに関係なく必須スキルになりますので、「書く技術・伝える技術」で勉強しましょう。 

まとめ

ビジネスライティングのスキルは働く人にとって必須スキルになっています。
欧米では学校教育で1年かけて習得するそうです。
日々のトレーニングが大事になってくるので、焦らず地道にライティングスキルを身につけていきましょう。

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