ブレイクスルー思考 飛びぬけるアイデアを出そう!

ブレイクスルー思考トレーニングを学ぶ

『ブレイクスルー思考トレーニング』という本を図書館でたまたま見つけて読んだのですが、誰にとっても役にたちそうな考え方だったのでご紹介します。
ブレイクスルー思考とは長年にわたって研究・実践を重ねてきた思考法で、常に変化の激流にさらされながら困難を突破してきた、古今東西の賢者たちの知恵の結晶と紹介されていました。
これでは抽象的すぎて何となく凄いんだろうとしかわからないのですが、この本ではそれを分かりやすく問題に答えながらトレーニングして身に付けていく内容になっています。

スマートセレクター

タイトルにもなっているブレイクスルーですが、意味としては”本質的な課題を打ち破る革新的な解決策”のことを指します。
ブレイクスルーを可能にするために賢い選択ができる人たちを”スマートセレクター”と本書では呼ばれていて、本書では”スマートセレクター”になるための秘訣が書かれています。

スマートセレクターになるためには

さてスマートセレクターになるためには「3つの選択力」と「4つの選択ルート」を学ぶことが必要だと本書では書かれています。
その中から基本となる「セルフメイド選択」について一部をご紹介します。

セルフメイド選択とは

「セルフメイド選択」を説明する前に対になる「レディメイド選択」について説明します。
「レディメイド」とは既製服の意味で、既存の選択肢や過去の成功体験、前例を決め手として選択することを「レディメイド選択」と呼ばれています。
少しまでの変化の緩やかな時代ではこの方法で十分通用してきたのですが、変化のスピードが著しく激しくなった現代においてはこの方法で決めてしまうと、手痛い失敗になってしまうことはみなさんも実感されているのではないでしょうか?
そこで「セルフメイド選択」という考え方が登場します。
「セルフメイド選択」とは特定の場、(主役が誰なのか?、場所はどこなのか?、いつなのか?)にと

って最適な解決策は何かを考え抜いて選びます。
この説明だけでは分かりにくいと思いますので、本書に書かれている具体例をご紹介すると、英会話のビジネスを考えた場合に受験生が学ぶ英会話とビジネスマンが学ぶ英会話では当然、主役が高校生とビジネスマンで異なりますし、いつという問いも3か月後の海外出張と受験シーズンということで異なります。
「セルフメイド選択」のポイント場の設定(主役・どこ・いつ)を明確にし、ユニークさ(独自性)を見極めて選択することです。

まとめ

ブレイクスルー思考を身に付けると考える幅が一気に広がり、飛びぬけたアイデアを出すことができるようになります。
もちろん思考を変えるというのは簡単ではなく、意識してトレーニングしないと人間はする楽な考え方をするように脳の働きがなっているのでコツコツと地道な努力が必要です。
しかしトレーニングすれば必ず身に付けられると思いますので、ぜひみなさんも本書を読んで他の2つの選択力と4つの選択ルートについても学んでみてください。
私もこれから意識してトレーニングしようと思います。
ブレイクスルー思考以外にも人生に役立つ学びはたくさんあります。
学ぶための行動として一番オーソドックスな方法は本を読むことですが、もっと効率の良いな学び方があります。
それはオーディオブックを活用することです。
オーディオブックであれば通勤時間など移動しながら聴くことができるので、忙しい人には最適のサービスです。

通勤中に本が聴けるアプリ – audiobook.jp

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