
プレゼンの極意をマンガから学ぶ
ドラゴン桜の作者である三田紀房さんが書かれた「プレゼンの極意はマンガに学べ」をオーディオブックで聴きました。
これがとても面白くそして全てのビジネスマンに役立つ内容だったので、特に気になった内容についてピックアップしてご紹介します。

マンガ特有の伝える技術というものがある
マンガは絵とセリフでストーリーを進めていくメディアである。
絵がとても上手ければ人気マンガになるか?というとそういう訳ではないそうです。
またストーリーが面白ければ人気マンガになるか?というとそれも違うそうです。
では絵もストーリーも両方良ければ人気マンガになるか?というとそれも違います。
人気マンガになる要素は何かというと、演出力が一番重要になります。
この演出においてマンガ特有の伝える技術があるそうで、それを理解して応用すればマンガだけでなくビジネスシーンや日常生活にも活用できるのです。
マンガ特有の引きの技術
週刊マンガ特有の技術で引きという手法があります。
みなさんもマンガを読んだことがあると思いますので、
すでにお気づきかもしれませんが謎や結果を見せないまま続く、
として読者の気持ちを次週までつなぎとめておく演出です。
こういったマンガ特有の技術をプレゼンに応用していきましょう。
プレゼンで一番最初に必要なこと

プレゼンで最初に必要なことは面白そうと思ってもらうことである。
まずは面白そうと思ってもらえなければせっかく準備した資料も説明についても、
そもそも聞いてもらえません。
ではどうすれば面白そうと思ってもらえるのか?
答えは謎を用意することです。
人は謎を見つけると解き明かしたいと本能的に思ってしまう生き物なのです。
なのでプレゼン資料では情報を全て書いてしまうのではなく、ある程度余白を残すことで
協力なフックとなり興味を持ってもらえます。
まとめ
人気マンガの第一話にはプレゼンの極意が詰まっています。
マンガの第一話は全ての読者に対してこのまま連載をつづけられるかを掛けた、
いわばそのマンガの存亡をかけたプレゼンだと述べられています。
人気マンガの第一話を10冊ぐらい読んで研究すれば極意のヒントをつかめるそうです。
これまでマンガを一度も読んだことがない人は少数派だと思いますが、プレゼンに応用できる個所に注目しながら読んでる人はあまりいないと思いますので、今自宅にあるマンガを早速読んで極意をつかみましょう。
