
転職の思考法で自分の市場価値を知る!

『転職の思考法』という本を読んだのですが、とても面白かったのでご紹介します。
この本を読んだきっかけですが私自身は転職を考えていた訳ではありません。
ではなぜこの本を読んだかというと、
チャンネル登録している有名なユーチューバーの「マコなり社長」が
ビジネスマン必読の書としてオススメしていたので読みました。
内容は物語形式になっていて転職について悩んでいる主人公の「青野」に
敏腕コンサルタントの「黒岩」が思考法を授けていくという形で進んでいきます。
内容が気になる方も多いと思いますので、『転職の思考法」を少しだけご紹介します。
市場価値の測り方 3つの要素を把握する
この本でまず最初に書かれていたのが自分の市場価値を測るという事でした。
市場価値の測り方は3つの要素を把握する事で分かります。
①:技術資産
②:人的資産
③:業界の生産性
この3つの掛算(①×②×③)で市場価値が決まっていくそうです。
それぞれを詳しく説明します。

転職の思考法より引用
①技術資産
名前の通りで価値のある技術をどれだけ持っているか?
「専門性」と「経験」によってできるそうです。
具体例でいうと「営業職」⇒専門性、「印刷機器の業界経験」⇒経験となります。
②人的資産
人的資産とは文字通りでどれだけ人脈を持っているか?
具体的にいうと転職しても自分を指名して仕事をくれる人がどれだけいるか?ということです。
会社員であればだいたいの仕事は会社の信用によって仕事をしていますので、個人としての信用度がどれぐらいあるのかということになります。
③業界の生産性
飲食業界やウェディング業界や金融業界などさまざまな業界があり、
産業別のGDPは20倍近く違うそうです。
20倍も違うということは個人の力でどうこうすることは不可能な数値だと思います。
つまり生産性の低い業界でいくら働いても、自分の市場価値は絶対に高くなりません。
市場価値を高めるにはどうすればよいか?

市場価値を高めることの重要性は理解できたと思います。
ではどうやって市場価値を高めれば良いのでしょうか?
転職の思考法では20代は専門性、30代は経験をとれと書かれています。
なぜかというと重要なプロジェクトを任せられるのは当然、
専門性の高いエース社員になります。
良い経験を積むためには先に専門性が必要なのです。
自分の実体験を元に書くと若い時にもっと勉強をしておけば良かったと思います。
勉強といっても堅苦しく考えず何でも良いのです。
大人になって勉強している人は少ないと思います。
自分に興味があることについて勉強するとか、
もしくは既に転職を考えている人であればその業界について勉強するでも良いのです。
今の仕事に全然関係なく例えば仮想通貨のことを勉強するなど、
何でも良いので自己研鑽をすることが大事です。
それが自分の自信につながります。
まとめ

まずこの本を読むまで、業界の生産性について考えたことが無かったのでとても勉強になりました。
社会環境の変化が速い時代になり、転職を考えている方も多くなっていると思います。
そんな方には間違いなく必読の書です。
また今は転職を考えていない人でも、自分の市場価値を把握しておくのは大事だと思います。
自分の勤めている会社が突然無くなってしまう事も十分にあり得ますので自分の市場価値は日ごろから把握しておきましょう。
もっと詳しく内容を知りたい方はぜひこの本を読んでみてください。
また本を読むのが苦手という方にオススメなのがオーディオブックです。
Amazonでaudibleというサービスがあり「転職の思考法」もありますので、
読むのが苦手な方や移動中に勉強したい方には最適です。
私は自転車通勤なので本を読めないのですが、オーディオブックだと自転車通勤時でも聴けるのでとても便利に利用しています。
転職の思考法をもっと知りたい方はこちらの記事へどうぞ
【これを読めば100%失敗しない】転職の思考法 まとめ